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【第081回】地方自治体向け海外商談会運営サービスについて(全文テキストあり)

商談成立


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「地方自治体向け海外商談会運営サービス」についてSDIの谷村さんにお聞きました。

    お品書き:

  • iPhoneのバックアップデータはどこにあるのか
  • 商談会は現地では頻繁に開催さている
  • 商品特性による海外での売り方の違い
  • 何人来たかではなく、会うべき人に会えたかどうか
  • 海外との取引における準備

【オープニング】

長谷川:何か、iPhone、変わっていましたよね?

谷村:そうなのですよ。『iPhone 5C』になりました。いいでしょう。かっこいいでしょう?(笑)

長谷川:『5C』って何か、丸いのね。

谷村:ちょっとプラスティックになっているので、結構かわいくて、気に入っていますよ。

長谷川:小さいの?

谷村:いや、重たくなったらしいッスよ。

長谷川:変わらないね。

谷村:ちょっと大きくて、ちょっと重たいのかな。

長谷川:なんで『5C』に・・そもそも『5』だったでしょ?

谷村:そうそう・・

長谷川:『C』にする必要ないと思うのですけど。

谷村:全くスペック変わらないですもんね。

長谷川:ちょっとかわいくなったくらいでしょう?(笑)

谷村:そうそう・・実は年末ね。実家帰ったのですよ。実家帰りがてら、車で帰ったのですよね。5時間、6時間あるので、高速乗って、一番最初に休憩したのが海老名のサービスエリアで、サービスエリア行ったら…。何て言うのですかね。「僕、ここのサービスエリアにいます」とかFacebookであげるのが癖になっちゃっていて。何かネタを探して、「あ、いいのがあった」って写真取り上げた時に、iPhone取り上げたら落としちゃって…もう、バリバリ(゜Д゜;)

長谷川:画面が?

谷村:画面が。

長谷川:液晶が?

谷村:液晶が。何かもうスジ入っちゃって…右端の方は触れるのですけど、左端の方が触れないという状況になっていて。

長谷川:そうなんだ。電源は入るんだ。

谷村:電源は入るんですよ。

長谷川:電源は入るけど、そのタッチセンサーが…

谷村:そうそう…液晶が何か、漏れちゃっていたのか、どうなのか。ちょっとわからないですけど。なので、そこから連絡、誰ともとれず…ホント、ブルーになって。

長谷川:「Facebookのばかやろう!!」みたいな?

谷村:そう!! Facebookのせいじゃないのですど(笑)Facebookにネタあげようとしちゃったのが間違いで。そこから6時間、イライラしながら、車に乗っていっていたのですけど。一番やだったのが…せっかく地元に帰るから、地元でみんなで「飲もう!!」だとか「飯食おう!!」だとかって、やりたかったんですけども、誰とも一切連絡が取れず。

長谷川:携帯にしか、その連絡先とか(ないですよね?)

谷村:そうなんですよ。

長谷川:そういうのも入ってなくて。

谷村:すっごくショックで…。

長谷川:でも、誰にも会わなくても家族と(一緒に入れたりするし)…

谷村:逆に良かった。何か、年末。今回の正月、良くて。もう、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんと親戚の人たちとずっと。

長谷川:いて。

谷村:うん。友達だとか、他の所とは一切連絡とらずに・・・・逆に良かったかもしれない。

長谷川:まあ、『災い転じて』っていうやつですよね。

谷村:はい、今は思っています。

長谷川:iPhoneも新しくなったし(笑)

谷村:いや最近、携帯「やっぱ、すごいな」と思うのは、なくなったじゃないですか。前ガラケー使っていた時は、やっぱり電気屋さんに行って買って、そこから電話帳に(転送して)ね。

長谷川:入れ直しして。

谷村:移動して、何か「メールも写真もなくなったな」なんてふうに、何か、あったじゃないですか。

長谷川:うん。

谷村:今、全く違って。新しい代替機をSoftbankに行ったらその場でもらえるんですけど、そこでもう、パスワード入れたら、12月27日何時の状態に…。

長谷川:バックアップ?

谷村:うん、戻しますよ、みたいな形になっていて、とった瞬間にもうメールも画像も、電話帳も連絡帳も全部、その使っていたままになるんですよね。

長谷川:へえ~。それ、アイクラウド(iCloud)とか使ってなくても?

谷村:たぶん、iCloudも僕も全然使ってないし、iTunesも繋げたことがなかったんですよね。

長谷川:そうなんだ。

谷村:はい。全くそういうの、使わなくて。

長谷川:これ、結構、繋いだ方がいいと思うよ。

谷村:あ、ホント? それでも、勝手にね。何かその状態を記憶してくれているみたいで。

長谷川:へえ~。

谷村:逆に怖かった。怖いッスよね。

長谷川:あの、中のハードディスクが、ハードディスクじゃないんだけど、FLASHメモリーなんだけど、そこに残っているのかな、バックアップの。

谷村:何なんだろう。

長谷川:Softbankの中央サーバーみたいな所に残っているわけじゃないよね。きっとこう、繋ぎ直すんでしょう?

谷村:いや、繋がない、繋がない。

長谷川:あ、そう。じゃあ、何なんだろうね。

谷村:たぶん、まあ。今、いわゆるiCloudなんだと思うんですよね。僕がそういう、使っているイメージがなくても。

長谷川:はいはい。

谷村:使っているんだと思っていて、たぶん最初のセットアップする時に、何かやったんだと思うんですよね。でも、そういう外部に外繋ぎしたこともなかったので、「あ、こんなの全部残っているんだ」って。「ラッキー!!」くらいな感じですよね。

長谷川:はい、そんなわけで、あけましておめでとうございます。

谷村:あ、あけましておめでとうございます。

長谷川:たぶん、これ。配信2月なんですけど、まあ、今は1月なので、僕らは。

谷村:そうですね、ギリギリ、ギリギリセーフですよね。

長谷川:ギリギリセーフなので、techghost:テクたま 第81回ですね。本日のゲストは谷村さんです。

谷村:よろしくお願いします。

長谷川:谷村さんの自己紹介はまた、めんどくさがらずに、ちょっと簡単にお願いできますか。

谷村:わかりました。

長谷川:はい。

谷村:新興国って、海外に特化した現地のマーケティングリサーチをする会社なんですよ。2002年に中国で会社を作りまして、2007年に東京の方に本店を移転してきて、今13年目の会社になります。

長谷川:…の、名前を言っていないです。

谷村:あ、ごめんなさい。『ストラテジック・デシジョン・イニシアティブ(SDI)』という長い名前の。

長谷川:谷村さんで。

谷村:谷村と申します。

長谷川:会社がやっている事は、新興国向けのマーケティング。

谷村:そうです。

長谷川:とか、支援。

谷村:そうです。

長谷川:もろもろ、やっているという事で。

谷村:そうです、はい。

長谷川:13年って結構長いよね。

谷村:そうですよね。

長谷川:13年って結構すごくない?

谷村:何か、あっちゅう間でしたけどね。

長谷川:あっちゅう間…

谷村:あっちゅう間でしたけどもね。

長谷川:それ、何弁ですか?

谷村:あっという間を、あっと言うと言う、あっちゅう間。

長谷川:ああ、なるほど。まあ、いいや。わかりました。そんなSDIの谷村さんが本日のゲストです。お久しぶりでございます。

谷村:お久しぶりでございます。

長谷川:最近、Web見ていたら、プレスリリースとか。よくFacebookとかでも流れてくるんですけど、シェアされたものが。あれ、誰のシェアだったか覚えてないですが、谷村さんのシェアかもしれないんですけど。最近地方自治体向け海外展示会サービスなるものを。

谷村:そうなんですよ。

長谷川:出ていましたよね。あれ、プレスリリースって出すのって、なくなかったですか? 今まで、ありました?

谷村:そうですね。定期的にプレスリリースすることもあるんですけれども、今回は本格的に皆さんに知って頂きたいなと思いまして、しっかりと告知なんかもしていったサービスなんですよね。

長谷川:なるほど。そういったSDIらしい話題を今日はテーマに取り上げたいなと思ったので、その地方自治体向け。

谷村:『地方自治体向け海外商談会運営サービス』です。

長谷川:長いな。

谷村:何か、うちね。題名長いですよね、毎回、毎回。

長谷川:どんどん、くっつけていくから長くなるでしょう?

谷村:そうなんですよ(笑)

長谷川:何かそれも、略称で言ったらいいんじゃないですか。

谷村:それいいですね。ちょっと考えますよ。

長谷川:だって『ストラテジック・デシジョン・イニシアティブ』って、誰も言わないと思うの、長くて。

谷村:誰も言わないです。

長谷川:『SDI』って普通は言うじゃないですか。

谷村:そうなんですよね。

長谷川:だからそれも、愛称でやってみるっていうので。

谷村:なるほどね。

長谷川:愛称は今すぐには決まらないと思うので、本日はその新しいサービスの内容について、他の話も交えながらして頂くと。そんな感じでよろしいでしょうか。

谷村:ありがとうございます。

長谷川:それではtechghost:テクたま、始まります。

【本編】

長谷川:『地方自治体向け海外商談会運営サービス』って、いつぐらいからやろうと思ったんですか?

谷村:これは、実はやっていたんですよ、ずっと。やっぱりプロモーション会社さんだとか、広告代理店さんだとか、そういった所が請け負って、自治体向けに色々な事をされていたので、黒子になって僕たちはやっていたんですよね。あらためて、やっぱりニーズが高いし、そういう声をたくさん聞くので、僕らもこれをサービス化にして広く案内したいななんていうふうに思って。

長谷川:やっていたけど、名前がついてなかったって事なのね。

谷村:そうそう…。「こんな事やってよ」に応えてやってきたっていうのが、このサービスのもとですよね。

長谷川:海外に出て行って、自分達の地場にあるものを、商品を見せたいというか、販路を広げたいみたいな自治体さんって、結構…。自治体に限らないと思うんだけど。

谷村:なんか『グローバル化』って言われてここ数年ずっとあると思うんですけど、自治体さんも結局どうやっていいかわからなかったりもするんですよね。今までずっと長年されていると思うんですけど、それがうまくいったり、うまくいかなかったり、色々ある中で、これ、こうやったら非常にみんなのために役に立つとかってないんですよ。なので毎年入札か何かで、誰に運営委託をするのかって頼んで、そうするとその運営委託先によってはうまくいくし、うまくいかないし、そんなことを繰り返しているんじゃないんですかね。

長谷川:よく、上海とかシンガポール向けに特産物の展示会をやりますみたいなのって、ありますよね?

谷村:週1回くらい、現地だったらやっているでしょう。

長谷川:そうなの? そんなにやっているんだ!?

谷村:むちゃくちゃやっていますよ。

長谷川:あ、そう。ワールド・ビジネス・サテライトくらいでしか見たことないんですけど。

谷村:実際に現地に住んでいると、「今週も」「今週も」って、言われる側も…要は、呼ばれる側ね。現地のバイヤーさんとかも、飽きているんですよ。

長谷川:やり過ぎているから?

谷村:やり過ぎているから、飽きているんですよ。なので、やっぱりちゃんと、いつもあるものではなくて、「それがどういうものなんだ」っていうことを伝えていないと、来ないんですよね。

長谷川:なるほどね。じゃあ、テレビでやるのは非常にまれなケースなのね。

谷村:まれなケースだと思います。

長谷川:まあ、そこまで…それだけでもやりたいと思う人が結構いて。

谷村:そうそう。いるんですよ。

長谷川:今までそれが黒子でやっていたら、じゃあ自分達でサービスの名前を付けて、今までやっていたことをそのまま綺麗な形でやればいけるんじゃないか、みたいな。

谷村:そうですね。

長谷川:それが発端ですかね。

谷村:発端は、もう、そんな軽い感じで。

長谷川:軽くはないでしょう。

谷村:でも、実際にそうだと思いますよ。結局、何か、うまくいっていない所が多いんですよ。うまくいっていないのはなんでかと言うと、目の前を歩いている通行人を呼び込む。こんな展示会が結構多かったりするんですよね。相手は誰でもいい。その会が盛り上がれば成功なんじゃないか、失敗なんじゃないかって判断する商談会が多くて、だから僕たち「そうじゃないんじゃない?」とかね、考えたりだとか。

長谷川:なるほどね。じゃあ、サービスのちょっと具体的な内容を聞きましょうか。どんな感じで、どこからどこまでのサービスなんですか?

谷村:全部やっちゃいます。でも、もちろん現地だと例えば、何か設営に関わる所だとか、そういう所は僕らも本業ではないので、どっちかって言うと、出店された人たちがやっぱり商談に繋がるという所に対して、最も効率的というか、道筋になるような、何か考え方を、その商談会の中には取り込んでいるっていう所ですかね。

長谷川:じゃあ、いきなりお客さんに呼ばれて、「海外で展示会やりたいんだけど・・・」みたいな相談がもし始まったとするでしょう。そうした時に、「じゃあ、どこの国ですか」みたいな所から始まって、「じゃあ、こういう会場で」みたいな、「誰をターゲットにしますか」みたいな、そういうのをコツコツと積み上げていって、現地で開催するという感じですか?

谷村:そうですね。

長谷川:「お客さんも呼びます」みたいな。

谷村:そうです。一番のポイントは、お客さんを呼ぶ所だと思っているんですよ。たぶん、国が決まって、会場…。会場はもう、だいたい決まっているんですね。こういう所で、こういう物産展ないしは、こういう商談会ができるって決まっているので、それほど違いが出ないんですよ。どっちかって言うと、「誰をそこに連れてくるんですか?」が、たぶん他との違いになるんですよね。

長谷川:その初めにお客さんの方で「こういう人をターゲットにしたい」とかっていうのって、ないんじゃないかなって思うんですよね。

谷村:そこなんですよ。このサービス化の、その肝ってまさにそこで、ないんですよ。現地のこと、誰も知らないんですよね。

長谷川:なるほど。

谷村:そこで売りたい。何か色々な話を聞いて、売れる。そういう感覚は持っていたとしても、誰に売ったらいいかってわからないんですよ。

長谷川:そもそも、行ったこともないのに、じゃあこれは「持っていけば売れるか」っていったら、たぶん無理でしょう。

谷村:そうなんですよね。皆さんよく、あるじゃないですか。「いいもの作っているから売れる」っていう考え方。これはある一方で正しいんですけども、一方で間違っていて、どちらかというと、地方の話になってくると、そこをプロダクトアウトで先行しても、なかなか売れないのが実情なんですよね。と言うよりも、誰も知らない。そこがたぶんネックになるんじゃないかなと思っているんですけどね。

長谷川:どういう商品だと、アピールしやすいとかってあるんですか?

谷村:あります。一番は、日本で、やっぱり、売れている実績。

長谷川:なるほど。

谷村:結局、日本で勝てていない、売れていないのに、「海外に持っていったら売れるんじゃないか」って、これ、違いますよね。

長谷川:なるほど。

谷村:なので、僕らが一番最初にお話するのは、「日本でとんがってね」とかね。「日本でやっぱり、しっかりとやりましょうよ」がまず前提にあって、それを海外で「誰に、どうやって売っていくのかのか、ここを考えましょう」なんですよね。

長谷川:なるほど。何か、でも商品によっては、例えば工業製品であればなんとなくその感じなんですけれども、食品とか、ああいうのって、何か…難しいと思うんですよね。

谷村:すごく難しいですよね。すごく難しいと思います。その中で、特産品なんか、特にそう何ですけども、どっちかっていうとマーケティング要素を強めていかないといけませんよね。なんであて言うと、エッジの立て方が、なかなか難しい商材、まさにそこで。そうすると、僕らの考え方であったり、「誰に売るんですか」っていう所を突き詰めることが、より必要な要素として強くなるんじゃないですかね。

長谷川:なるほどね。特産品の場合は、何かファンクションというか、そのものを知らせることというのはなかなか難しいので、ブランドみたいなものを初めに作っておいたほうがいいですよっていう感じなんですかね。

谷村:そうですね。結局、地方の特産品って、たぶんあると思うんですよ。ブランドなのか、購入する人たちに訴求する、何か要素があると思っているんですよね。なので、工業品の場合はそういった形でエッジを立てていく、ないしは、とんがっていくという所がもしかしたら重要で、特産品に関しては、それは既にある、と。だからこそ、その情報を、売れる人に届ける。こちらの方が重要になってくるのかなって思うんですけどね。

長谷川:なるほど。

長谷川:前からこのサービス、「海外商談を運営します」っていうサービスをやっていたという事なんですけども、おそらく他にもやっていらっしゃる方って、いっぱいいると思うんですね。毎週やっているレベルだと。

谷村:はい。

長谷川:そのサービスをSDIにお願いすることによって、何がいいんですか? 他とのサービスとの比較というか差別化? のポイントみたいな。「ここが売りです!!」みたいなのがあれば、聞きたいんですけど。

谷村:あります。実際に僕たちの主業務って、『コンサル』っていう広い枠組の中なんですけども、その軸って、僕たちは『リサーチ』なんですよね。

長谷川:なるほど。

谷村:要は、現地を知りましょう。そこから商売を作っていきましょう。こういう順番で、物事を考えるんですよね。結局、皆さん、現地のことを知らずに…。さっきも少し触れたんですけども、「こういう、いい商品があるから売れる。なので、展示会を開催して下さい」って。展示会がうまくいく、うまくいかない判断って、人がたくさん来たのか、来ていないのか。そういう所によってしまうと思うんですよ。でも、実際に展示会をしたって、売れないんですよ。なんであて言うと、売れる人に情報を伝えていないから。

長谷川:なるほど。なるほど。そのへんの人が来たんじゃ、全く意味がないんですよね。

谷村:ないんですよ。「いらっしゃい、いらっしゃい」じゃ、やっぱり海外商売はきついですよね。

長谷川:なるほど。

谷村:それで、僕たちリサーチで、やっぱり大企業さんとの取引が多いんですけども、やっている事って「ターゲットを決める」という事なんですよね。

長谷川:それは現地の「ターゲット」っていうのはその場合、どういう人たちなんですか?

谷村:現地の流通構造を明らかにして、「自分達の商品を届けるために、どの企業とお付き合いをすればいいのか」っていうのを決める、こういう調査が多いんですよね。

長谷川:なるほど、なるほど。

谷村:なので、例えば電話帳を見て、お肉屋さんをリストしてその人たちをランダムに呼んでくるのではなくて、その流通構造において、消費者に近いお肉屋さんもあれば、まだまだ消費者からすごく遠いお肉屋さんもあると思うんですよね。そういう状況を明らかにして、その商談会に参加する人たちにフィットするって誰なんですか、を先に決めていくんですよね。

長谷川:なんか、すごいですね。そんなサービスをやっている会社はないんじゃないですか?

谷村:たぶん、ないと思います。大変なんで(笑)。僕たちはそれで慣れているじゃないですか。リストアップ調査なんてあるんですけども、リストって集めてくるんじゃなくて、そこにプライオリティを付けることが重要だったりするんですよね。

長谷川:それ、よく知っていないとできないことですもんね。

谷村:できないです。

長谷川:なるほど、なるほど。

谷村:なので、大企業さんがいつもやっている現地のそういった調査を、商談会の中でやれたらたぶん満足度も上がるんじゃないかなとか、そもそも成果が絶対に変わってくるよね。だから僕らしかできないサービスになるんじゃないかなって思ったんですよね。

長谷川:なるほど、なるほど。「海外で展示会をやります」と言って、何人来ましたっていう所に成果の基準があったのは、ただ中身がわからなかっただけだと思うんですよね。誰が来ているのか、あるいは呼んだのか、呼ばないのか。そうじゃなくて、何人来たかは1つの指標として大事なのだけれども、どれだけ自分達のターゲットとしてくれる人が来てくれたか。

谷村:そうなんですよ。

長谷川:という事に、主をおいて、「全部運営します」みたいな。

谷村:そうです。そうなんですよね。「何人来たんですか」ではなくて、「誰と繋がったんですか」。たぶんここが重要になってくると思うんですよね。

長谷川:なるほど。聞くといいサービス。

谷村:いいですよ(笑)

長谷川:だってないもんね。きっと。

谷村:そうですね。たぶんないですよね。

長谷川:現地の人がコーディネートするような海外展示会っていっぱいあると思うんですね。現地の人が人脈で呼んできてくれる事ってのもたぶんあると思うんですけど、そういうのを組織的にやる事って、結構難しいじゃないですか。

谷村:難しい。1番は、何て言うんですかね。めんどくさいというか、ターゲット候補を集めてくるっていうノウハウっていうのがあんまりないと思うんですよ。だからたぶん、皆さん、やれないのか、やらないのかだと思うんですよね。

長谷川:もの凄い工数、かかりますよね。

谷村:もの凄く工数がかかります。それと地道な作業ですよね。その会社の情報を教えてもらうという事に対しては、やっぱり地道な作業でしかなかなか得ることはできないですよね。

長谷川:なるほど。その地道な作業を通して培った流通構造というか、プライオリティーというか、あるいは、「この人がキーマンだから、この人に会えばチャンスが広がる」みたいな、そういう人と会える場を作るという…もう、展示会というよりは、マッチングですよね、完全に。

谷村:そうです。本当にお見合い、マッチングですよね。

長谷川:そういう場を作る。

谷村:そうですね。例えば、さっきのお肉屋さんの例でも、すごく大きな有名な現地の卸屋さんもあると思うんですよね。でも、今回展示会に参加する人たちって、「お肉のこの部位なんだよね」だとか、そうなってくると、その大きな卸さんは、本当はもう、現地ですごく強いように見えるかもしれないんですけれども、「その部位は売り上げの3%です」なんて事になると、そこに至るよりも、そこよりも規模は小さいんですけれども、「その部位がもの凄い、現地では得意なんです」という所と繋がった方がいいと思うんですよ。

長谷川:なるほど。

谷村:そこをしっかりと見定めないとうまく流通しないですよね。

長谷川:すごいね。その特産物というか、日本にある商品と、その特長を生かしたパートナ候補みたいな人たちをうまくマッチングさせる可能性が高い場を作りますっていう。

谷村:僕らは作ります。やっぱりそこですよね。もちろんお見合いなんで、ありますよ。

長谷川:会ってみないとね。

谷村:ありますよ。もちろん。

長谷川:でも、それをやるだけで、よりいい人に会う確率がすごく高まると思うんですよね。

谷村:そうですね。やっぱり僕らは、可能性を提供するというか、最終的にはやっぱり御自身同士の、商売なので、話になると思うんですけど。

谷村:あともう1つは、準備。ここがすごく重要なんですよね。皆さん、マッチング商談会をされていても、結局準備が足りなかったから、向こうのバイヤーさんも冷めちゃったなんていう事も結構あるんですよね。

長谷川:それはどういった状況ですか、準備が足りないって。

谷村:例えば、見積もりの書き方1つもそうなんですよ。海外に対して見積もりを書いたことがない人は、やっぱりバイヤー向けの見積もりって書けないんですよね。

長谷川:何か違うんですか?

谷村:全く違います。何でかというと、国内流通だと、例えば特に物流ですよね。その工場から出す価格で見積もりを出洗馬、もうその流通に乗った、乗るということがあると思うんですけれども、海外の場合は船、海をまたぐので、船を通すじゃないですか。なので、どのレベルの見積もりをバイヤーさんに提供しなければいけないのかによって、全く見積額って変わってくるんですよね。工場で出だすもの。港で渡すもの。相手の港で渡すもの。相手の倉庫まで入れるもの。やっぱり、こういう事を知って事前に準備をしておかないと、要は商売のキャッチボールがうまくいかない。そこに今から調べて、1週間後、2週間後なんていう話をしていると、やっぱり商談機会は逃しますよね。

長谷川:向こうは向こうで、色々な人が。先ほど言った通り毎週のように来る訳で、「これ、いいな」と思っても、もしかしたら来週もまた「これ、いいな」っていうものが出てきちゃうかもしれないのに。

谷村:可能性ありますよね。

長谷川:見積もりが「2週間かかります」とか言われると、「これ商売する気あるのかな?」みたいな感じに思われちゃう。

谷村:その通りなんですよね。その通りなんですよ。

長谷川:まあ、でもそうですよね、基本的に。

谷村:そうなんです。やっぱり担当者のキャッチボールというか、そういうテンポの良さって絶対に必要で、そこで逃してしまうのはもったいないですよね。なので僕らの、グローバル化支援の、これは第2弾で商談会サービスをやっているんですけども、第1弾でセミナーをやっているんですよね。何か商談会を迎える企業さんに対しては、そのセミナーなんかを少し加えて、事前の準備なんかで。

長谷川:売るために必要な準備を。

谷村:売るために必要な準備を、やっぱりしっかりと僕たちが教えてあげられればいいかなと思っています。

長谷川:本当に日本の会社の人が外に出て行く時に、海外に出て行く時に、そこを全力でサポートするような、売る確率をよりあげてもらえるようなことを事前の準備から、現地のマッチングまでやりますよという、ちょっとひと味違った…。これ自治体じゃなくてもいいんですよね。

谷村:自治体じゃなくてもいいです。でも一番困っているのは自治体の人たちだと思います。

長谷川:なるほど。そういった人たち、海外に行きたいという人たち向けのサービスですと、そういう感じでよろしいでしょうか。

谷村:ありがとうございます。

長谷川:はい、じゃあ、今日はここまでにしたいと思います。谷村さん、ありがとうございました。

谷村:ありがとうございました。

2014-02-12 | Posted in techghostNo Comments »